2015年度「JAPOC冬季フォーラム」
イベント種別 | 公開セミナー |
---|---|
開催日 | 2015年12月09日(水) 13時30分 |
開催地 | 秋葉原ダイビル カンファレンスフロア |
タイトル | 2015年度「JAPOC冬季フォーラム」 |
概要 | ~報道関係者・業界団体関係者向けイベントです~ ■2015年度「JAPOC冬季フォーラム」 -世界初!花粉対策製品・用品の認証制度について発表- 花粉問題対策事業者協議会(住所:東京都千代田区、代表理事:辻村英雄(サントリーホールディングス株式会社))は、来春の花粉飛散の本格シーズンを前に、報道関係の皆様、関連業界団体の皆様向けに「JAPOC冬季フォーラム」を下記のとおり開催いたします。 本イベントでは、世界初の花粉対策製品・用品の認証制度概要と試験基準の説明を始め、「花粉対策の日」制定の発表、昨年シーズンの「花粉症発症調査」の報告、毎年恒例の「来シーズンの花粉飛散予測」を気象予報士の村山貢司(むらやまこうじ)先生に、さらには、日本医科大学武蔵小杉病院の松根彰志(まつねしょうじ)先生による「身近な花粉対策セルフケア」のアドバイスも予定しております。 また、各フェーズ別(生成・飛散・曝露・発症)課題と対策商品・サービスのブース展示も併設いたします。 弊協議会が、様々な観点で最新の花粉問題対策について発表するイベントです。ぜひご来場いただきますようお願い申し上げます。 ●日時 : 2015年12月9日(水) 13:30~16:00 (開場・受付開始 13:15) ●会場 : 秋葉原ダイビル カンファレンスフロア (東京都千代田区外神田1-18-13) ●プログラム: 13:30-13:40 開会、花粉協議会の活動概要と本日のポイント 13:40-13:50 花粉問題の全体イメージチャート 13:50-14:10 来シーズン2016年春の花粉飛散予測 14:10-14:40 花粉対策製品・用品の認証制度概要、試験基準について 14:40-14:50 花粉シーズン発症調査 結果報告(第一報) 14:50-15:00 花粉対策の日発表 15:00-15:10 全体Q&A 15:10-16:00 各展示ブースにて説明 ~花粉問題対策事業者協議会(JAPOC)について~ 弊協議会は、1つの企業や研究機関では取り組みにくいことを横断的に共同で研究・政策提言を進めることを目的とし、関連省庁のご賛同も得て2012年9月に発足いたしました。 命そのものに直接関わらないものの、経済的損失が数千億円とも言われ、今や3人に1人が罹病していると言われる「国民病・花粉症」への対策は、もはや一企業・研究機関・行政だけでなせることではありません。各分野の事業者、研究団体、省庁が一丸となって対策を見出していく課題であり、「オールジャパンで花粉問題対策に取り組む」ことを旗印に、様々な活動を展開しています。 *展示ブース出展会社・機関 10団体 (8社・1国立研究開発機関・弊協議会) 森林総合研究所(現在の研究成果取組)、NTTドコモ(環境センサーネットワーク)、ユニ・チャーム(花粉用マスク)、名古屋眼鏡(花粉対策メガネ)、帝人(花粉が付きにくいアパレル・カーテン・寝具、マスク)、ダイキン工業(空気清浄機)、三菱電機(空気清浄機、エアコン、クリーナー他)、田辺三菱製薬(アレギサール鼻炎)、ロート製薬(ロートアルガードシリーズ)、花粉問題対策事業者協議会(共通) |
主催 | 主催 : 花粉問題対策事業者協議会 <幹事会員> サントリーホールディングス株式会社 ダイキン工業株式会社 武田薬品工業株式会社 日油株式会社 三菱電機株式会社 ユニ・チャーム株式会社 <一般会員> 株式会社ADEKA 株式会社NTTドコモ 塩野義製薬株式会社 田辺三菱製薬株式会社 帝人ファーマ株式会社 名古屋眼鏡株式会社 ロート製薬株式会社 <アドバイザー> 国立研究開発法人産業技術総合研究所 国立研究開発法人森林総合研究所 国立研究開発法人農業生物資源研究所 国立研究開発法人理化学研究所 特定非営利活動法人花粉症・鼻副鼻腔炎治療推進会 <オブザーバ> 文部科学省 林野庁 経済産業省 山形県鶴岡市 <事務局> 特定非営利活動法人産学連携推進機構 |
後援 | 文部科学省、山形県鶴岡市 ※開催当時のものをそのまま掲載しております |
一団体あたりの 制限人数 |
制限なし |
定員 | 定員なし |
参加費 | 無料 |
募集開始日 | 2015年11月19日 |
募集締切日 | 2015年12月08日 |
ステータス | 開催終了しました |
備考 | お申し込みは、報道関係・業界関係団体の方に限らせていただきます |
実施報告
2015年度「JAPOC冬季フォーラム」開催報告
2015年12月9日水曜日、秋葉原ダイビル5Fカンファレンスフロアに於きまして、
2015年度「JAPO冬季フォーラム」(報道関係者向けイベント)を開催いたしました。
1.開会挨拶 、協議会の活動概要
当協議会専門家理事である特定非営利活動法人産学連携推進機構 妹尾堅一郎より開会のご挨拶と協議会の活動概要についてご説明をいたしました。
2.花粉問題対策イメージ図のご紹介
当協議会では、新しい花粉対策の全体像を明確にするために、花粉の生成→飛散→曝露→発症までの4つの段階ごとの対策を表現した「花粉問題対策イメージ図」を昨年発表いたしました。
今年はこれにナレーションを付けた動画でさらにわかりやすくご紹介いたしました。
3. 来シーズン2016年春の花粉飛散傾向
フォーラムの恒例となりました来シーズンの飛散予測ですが、今年は気象予報士の村山貢司先生から「来シーズン2016年春の花粉飛散傾向」と題しましてご講演を頂戴いたしました。
4. 花粉対策製品・用品の認証制度の概要と試験基準について
当協議会の調査検討委員会前委員長、香川謙吉(ダイキン工業株式会社)より「花粉対策製品・用品の認証制度の概要と試験基準」についてご説明いたしました。
世界初となるこの認証制度に基づいて、現在ダイキン工業と三菱電機の空気清浄機が認証を取得しております。
5. 花粉シーズン発症調査 結果報告について
当協議会の花粉症発症調査タスクフォース議長、七條通孝(塩野義製薬株式会社)より「スギ花粉飛散開始日前の症状発現に関する調査報告」についてご説明いたしました。
この報告は、株式会社医薬ジャーナル社の「アレルギー・免疫」2015年12月号に原著の論文発表をしております。
6. 身近な花粉対策セルフケアのポイント
NPO法人花粉症・鼻副鼻腔炎治療推進会事務局長で、日本医科大学武蔵小杉病院耳鼻咽喉科部長であられる松根彰志教授より「身近な花粉対策セルフケアのポイント」についてお話を賜りました。
7. 「花粉対策の日」と「花粉しっかり対策3か条」について
当協議会の渉外・広報委員会、別所映子(ユニ・チャーム株式会社)より、「花粉対策の日」と「花粉対策しっかり3ヶ条」についてご説明いたしました。花粉対策の普及・啓蒙として、国民の皆様の一助となるべくご提案させていただきました。
・花粉対策の日
花粉対策は、スギ花粉飛散が多くなる
1月、2月、3月の時期に適切におこないましょう。
ワンー・ツー・スリーの対策を!から、1月23日を
花粉対策の日とし、一般社団法人日本記念日協会
で登録されました。
・花粉しっかり対策3ヶ条
1.花粉情報をしっかり入手!
-症状が出る前の対策が大事-
2.花粉をしっかり防御!
-屋外ではマスク、メガネ、室内では空気清浄機やクリーナーが必須アイテム-
3.症状に合った治療をしっかり継続!
-症状がないときも服薬を-
8. 全体質疑応答
出席者の方々からたくさんの質問が寄せられ、活発な質疑応答となりました。皆様の関心の高さがうかがえました。
その後、場所を展示ブースに移して、当協議会員企業・関係団体の花粉問題対策への取り組みをそれぞれのブースでご覧いただきました。
今回は9団体と当協議会が出展いたしましたが、どのブースでも活発な意見交換が行われ、有意義な時間となりましたことを深く御礼申し上げます。
花粉問題対策事業者協議会