【実施報告】2014年度「秋季フォーラム」(報道関係者向けイベント)
2014年度秋季フォーラム(報道関係者向けイベント)の開催報告
2014年12月3日水曜日、秋葉原UDX Galleryに於きまして、2014年度秋季フォーラムを開催いたしました。
はじめに、当協議会専門家理事である特定非営利活動法人産学連携推進機構 妹尾堅一郎より開会のご挨拶と協議会の概要についてご説明をいたしました。
次に、当協議会より2つの情報発信をいたしました。まず1つ目は、業種業態あるいは官民を超えて議論してまいりました、花粉の発生・飛散・曝露・花粉症発症までの段階ごとの対策を表現した「花粉問題対策イメージ図」を、当協議会幹事会員である三菱電機株式会社 中津川直樹よりご説明いたしました。このイメージ図は、多業種が集い、オールジャパンで花粉問題対策に取り組んでいる協議会ならではの活動を、皆様によりわかりやすくそして親しみを持っていただくために、これまでにない新しいイメージチャートに整理しまとめたものです。今回初のお披露目となり、参加いただいた皆様には大変ご興味を持っていただきました。2つ目は、当協議会会員である株式会社ウェザーニューズ 草田あゆみより、皆様が気になる「2015年春の花粉飛散傾向」について発表をいたしました。
そして、次に、日本医科大学 武蔵小杉病院 耳鼻咽喉科部長の松根 彰志 先生にご登壇をいただき、「身近な花粉症対策の考え方」と題してご講演を賜りました。当初は日本医科大学 大学院 教授 大久保 公裕先生にご登壇いただく予定でしたが、大学内の緊急のご用件のためお越しいただけなくなり、大久保先生とご一緒に臨床研究の第一線でご活躍されている松根先生にご登壇いただくことになりました。松根先生は、5月より保険適用となり大変話題となっている花粉症のための「舌下免疫療法」にも携わっておられ、花粉症治療の最先端でご活躍中です。ご講演は、身近な花粉症対策の考え方と方法について大変わかりやすく親身にご説明いただきました。参加いただいた皆様の熱心に聞き入る姿が印象的でした。
全体の質疑応答では、活発なやりとりが行われ、参加いただいた方々に多くの興味と関心を持っていただけたことを大変うれしく思っております。
その後、場所を展示ブースに移して、当協議会員企業・関係団体の花粉問題対策への取り組みをそれぞれのブースでご覧いただきました。今回は10団体が出展いたしましたが、どのブースでも活発な意見交換が行われ、有意義な時間となりました。閉会ぎりぎりまで多くの方々にお立ち寄りいただきまして深く御礼申し上げます。
これからも、「花粉問題対策に オールジャパンの力を結集して 社会貢献」をキャッチコピーとし、ひとつの企業や研究機関では取り組みにくい幅広く複雑な花粉問題に対して、花粉対策活動に関わる事業者(公共、民間、研究開発など幅広い事業者)がスクラムを組み活動していく所存でございますので、引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。
花粉問題対策事業者協議会
写真
秋季フォーラム3
展示ブース3
展示ブース2
展示ブース1
秋季フォーラム4
秋季フォーラム2
秋季フォーラム1