【実施報告】2015年度「JAPOC冬季フォーラム」
2015年度「JAPOC冬季フォーラム」開催報告
2015年12月9日水曜日、秋葉原ダイビル5Fカンファレンスフロアに於きまして、
2015年度「JAPO冬季フォーラム」(報道関係者向けイベント)を開催いたしました。
1.開会挨拶 、協議会の活動概要
当協議会専門家理事である特定非営利活動法人産学連携推進機構 妹尾堅一郎より開会のご挨拶と協議会の活動概要についてご説明をいたしました。
2.花粉問題対策イメージ図のご紹介
当協議会では、新しい花粉対策の全体像を明確にするために、花粉の生成→飛散→曝露→発症までの4つの段階ごとの対策を表現した「花粉問題対策イメージ図」を昨年発表いたしました。
今年はこれにナレーションを付けた動画でさらにわかりやすくご紹介いたしました。
3. 来シーズン2016年春の花粉飛散傾向
フォーラムの恒例となりました来シーズンの飛散予測ですが、今年は気象予報士の村山貢司先生から「来シーズン2016年春の花粉飛散傾向」と題しましてご講演を頂戴いたしました。
4. 花粉対策製品・用品の認証制度の概要と試験基準について
当協議会の調査検討委員会前委員長、香川謙吉(ダイキン工業株式会社)より「花粉対策製品・用品の認証制度の概要と試験基準」についてご説明いたしました。
世界初となるこの認証制度に基づいて、現在ダイキン工業と三菱電機の空気清浄機が認証を取得しております。
5. 花粉シーズン発症調査 結果報告について
当協議会の花粉症発症調査タスクフォース議長、七條通孝(塩野義製薬株式会社)より「スギ花粉飛散開始日前の症状発現に関する調査報告」についてご説明いたしました。
この報告は、株式会社医薬ジャーナル社の「アレルギー・免疫」2015年12月号に原著の論文発表をしております。
6. 身近な花粉対策セルフケアのポイント
NPO法人花粉症・鼻副鼻腔炎治療推進会事務局長で、日本医科大学武蔵小杉病院耳鼻咽喉科部長であられる松根彰志教授より「身近な花粉対策セルフケアのポイント」についてお話を賜りました。
7. 「花粉対策の日」と「花粉しっかり対策3か条」について
当協議会の渉外・広報委員会、別所映子(ユニ・チャーム株式会社)より、「花粉対策の日」と「花粉対策しっかり3ヶ条」についてご説明いたしました。花粉対策の普及・啓蒙として、国民の皆様の一助となるべくご提案させていただきました。
・花粉対策の日
花粉対策は、スギ花粉飛散が多くなる
1月、2月、3月の時期に適切におこないましょう。
ワンー・ツー・スリーの対策を!から、1月23日を
花粉対策の日とし、一般社団法人日本記念日協会
で登録されました。
・花粉しっかり対策3ヶ条
1.花粉情報をしっかり入手!
-症状が出る前の対策が大事-
2.花粉をしっかり防御!
-屋外ではマスク、メガネ、室内では空気清浄機やクリーナーが必須アイテム-
3.症状に合った治療をしっかり継続!
-症状がないときも服薬を-
8. 全体質疑応答
出席者の方々からたくさんの質問が寄せられ、活発な質疑応答となりました。皆様の関心の高さがうかがえました。
その後、場所を展示ブースに移して、当協議会員企業・関係団体の花粉問題対策への取り組みをそれぞれのブースでご覧いただきました。
今回は9団体と当協議会が出展いたしましたが、どのブースでも活発な意見交換が行われ、有意義な時間となりましたことを深く御礼申し上げます。
花粉問題対策事業者協議会
写真
フォーラム1
展示会場8
展示会場7
展示会場6
展示会場5
展示会場4
展示会場3
展示会場2
展示会場1
フォーラム6
フォーラム5
フォーラム4
フォーラム3
フォーラム2